ままならない

オタクはしんどい

はじめに

本格的に興味を舞台に持ったのは、ここ一年ほどである。

学生時代から友人やらなにやらから情報は仕入れていてはいたが、実際に自分でお金を出して生の舞台を観劇したのは昨年の冬のことだ。

しかも最近話題の、2.5次元である。だれがどうみたってにわかもにわか。

 

しかしそんなわたしにも、ついに推しというものができた。

 

というかそもそも、舞台というものには興味はあったのだ。

それこそわたしが学生のときには「テニミュ」に火がつき始めたときで、元々アニヲタであるのでそこから入った。

忘れもしない。こんなに綺麗な顔面の人たちが、あんなに伸び伸びと表現をし、しかも観客は信じられないぐらいの熱量で彼らを見つめている。

衝撃的だった。いつか自分もこのぐらいの近さで、彼らと一体となって空間を楽しみたいと、当時中学生だったわたしはわっくわくのうっきうきで学生生活を捧げた。今にして思えば、これがきっかけで少しずつ沼っていったのかもしれない。

まあね、テニミュについて触れていたらまったくもって先に進まないので省略します。機会があったら別の記事にでもします。

 

まあそんな感じで学生生活はずぶずぶゆっくりと沼に沈んでいき、とうとう、自分でチケットを購入する機会がやってきてしまった。推しができちゃったのだ。こんな綺麗な人が存在しているなんて世の中どうなっているんだ、と本気で思っていた推しが出る作品に友人が興味を持ち、観劇に誘われた。

頭をガツンと殴られたようだった。舞台を観に行くという行為がこんなに身近なものだと、チケットを手に入れるのは人類に平等に与えられた機会なのだということをすっかりぽっかり知識から抜かしてしまっていたのだ。我ながらとてもアホである。抜け落ちた理由は様々あるし書きたいのであとで別記事にします。

 

生でみた舞台は最高だった。ぶっちゃけると最初に観劇したのは推しが出ていないミュージカルの方なので期待しなかったのだが、最高だった。続けて、推しの舞台をみた。最高だった。こんな夢の時間があるのかと思った。劇場に着いたときには重たかった財布が、帰るときには軽くなっていたので現実だと実感したほどだった。

 

そんな訳でずぶずぶと全身沼に浸かったわけですが、そもそもどうしてこのブログを始めようと思ったかというと、やはりSNSでは呟ききれないと感じたからだ。

舞台みれば必然的に感想が生まれるが、全ては書けないし、良くも悪くも発言がきっかけで俳優や原作のファンに絡まれたらこわい。わたしはチキンだ。小心者だ。時々自分でもびっくりするほど臆病である。

 

ということで、このブログでは観劇した舞台のこととか、推しのことなどをある程度好きに書き垂らしていきたいなーと。そんな軽いきもちで始めてみようと思います。

地方住みの嘆きとかね。世の中にはどうにもならないことがたくさんだ。